【宅建(権利関係)】15.不法行為【勉強ノート】

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不法行為とは

故意または過失により他人に損害を与える行為

 

<成立要件>

①加害者自身の故意または過失に当たる行為

⇒故意・過失の存在については損害賠償の請求をする被害者側が立証しなければならない

②責任能力の存在

③権利侵害の損害

④損害の発生

⑤行為と損害発生との因果関係の存在

<効果>

①損害賠償請求権の発生

金銭賠償と原状回復の2つの方法があるが、原則として金銭賠償の方法による

②損害賠償の範囲

加害行為と相当因果関係にある損害

③遅延利息の発生時期

不法行為による損害賠償政務は不法行為の時から遅滞に陥る(年5分の法定利率)

④相殺の禁止

被害者側からの相殺はできる

⑤過失相殺

不法行為について被害者にも過失が合った場合裁判所は被害者の過失を考慮して

損害賠償額を減額することが出来る

⑥損害賠償請求権の消滅時効

被害者が損害及び加害者を知った時から3年

不法行為の時から0年

(債務不履行による損害賠償請求権の消滅時効は原則10年)

 

特殊的不法行為

使用者責任

会社(使用者)は従業員(被用者)がその事業の執行につき第三者に損害を加えた時

その賠償責任を負う

<成立要件>

被用者が事業の執行につき行ったものであること

◎第三者への加害行為であること

◎被用者自身に一般的不法行為の要件が備わっていること

<使用者の免責>

使用者が相当の注意をしたことなどを証明できれば使用者責任は免れる

<効果>

被用者は独立して一般的不法行為責任を負う

使用者が被害者に損害賠償をしたときは被用者に対して求償することができる(全額は無理)

 

共同不法行為

数人で共同して不法行為を行い、他人に損害を加えた時は各自が連帯して損害賠償責任

を負う

 

注文者の責任

注文者が請負人に対して仕事を依頼した場合、その仕事について請負人が他人に損害を与えて

請負人のみが損害賠償責任を負う

※注文または指図に過失があったために他人に損害を与えた場合は注文者が責任を負う

(急がせたなど

 

工作物責任

土地の工作物の設置or保存に瑕疵があるために他人に損害を発生させた場合の責任

<成立要件>

①土地の工作物の設置or保存に瑕疵があったこと

②他人に損害が生じたこと

③①と②に因果関係があること

<効果>

占有者が損害賠償責任を負う

損害発生の防止措置を講じていたことが証明できれば責任を免れる

②①で免責事由を証明できた時は所有者が損害賠償責任を負う

無過失責任なので責任は免れない

③求償関係

損害賠償をした占有者や所有者は他に瑕疵を発生させた責任者に対して求償できる

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